バライ(人工池)と宮殿の遺跡群を過ぎ,リンガの石柱で飾られた石畳の参道をたどり,ラオスの国花であるチャンパー(プルメリアの花)の香り立つ急な石段をよじ登り,小高い丘の上に建つ
本堂(祠堂)へと導かれます。
5~6世紀頃には既に寺院が存在したといわれていますが,現在私たちが目にするのは,11~13世紀に建てられた寺院です。
本堂は損傷が激しいものの,その壁や梁などを美しく飾ったレリーフに,ヒンドゥー教の名残が見られます。

守門像
奥に御本尊様
以前はリンがが安置されていました。

ラオスの仏教寺院で見かける仏像はどこかコミカルです。