コタキナバルの市内観光③ (ボルネオ島の旅)

サバ州立博物館②

ちょっとドッキとする展示品がありました。
吊るされていたのは人間の頭蓋骨
この地方の古い風習の首狩りの証拠品です。
コタキナバルの市内観光③ (ボルネオ島の旅)


コタキナバルの市内観光③ (ボルネオ島の旅)


「首狩り」は人間を殺し,首級をあげる事を中心とした古い宗教的な慣行のひとつで,自身の所属する集落以外の(時に敵対関係にある)人間を殺害し,切断した犠牲者の首級を持ち帰りました。
首級をあげた人物の武勇の証明,儀式的な力の獲得,死者の死後における奴隷化,戦利品といった意味合いがあったそうです。
先に訪れ一泊したイバン族もこの風習を持つ部族です。
野蛮に見えますが,これが普通に生活の一部であったのでしょう。
この習慣は,キリスト教への改宗とともに消滅したのです。

棺桶だそうです。
コタキナバルの市内観光③ (ボルネオ島の旅)


木彫りの座像
コタキナバルの市内観光③ (ボルネオ島の旅)


用途は不明ですが素朴な像ですにんまり
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穀物や種を入れた壺
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