ネヴァ川河畔に広がる公園の中に,
スモーリヌイ修道院と女学校が建っています。
ピョートルⅠ世の娘エリザヴェータが,貴族の令嬢たちの教育機関として修道院を設立。
その後,19世紀にエカテリーナ2世が,ロシアで最初の女学校を創設し,貴族令嬢たちの教育が行われた場所です。
スモーリヌイ修道院は,イタリアの建築家の設計によるバロック様式の聖堂です。
水色の尖塔が目を引く建物はとても美しく,建物の色が,水の都にふさわしく凛とした雰囲気がステキです
1990年に「サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録されています。
庭にはライラックの大木が満開の花を見せてくれていました。