トレチャコフ美術館の見学
モスクワの豪商パーヴェル・M・トレチャコフが,ロシアの画家の作品を収集。
弟のコレクションも合わせて1870年代に個人邸宅を美術館とした。
1892年にすべての収集品をモスクワ市に寄贈したそうです。
正面玄関。民族風で個性的な正面玄関です。

トレチャコフの像が見下ろしています。
ここでの一番有名なのは,教会ミュージアムにある
「ウラジーミルの聖母」
1100年頃の作で,母のもつ愛と慈しみの面が強調されたこの聖母のイコンは,厚い強化ガラスで覆われていますが,ガラスの上から触れることはできるので異教徒の私も触れさせてもらいました。
一心不乱に祈りを捧げ,接吻している信者さんたちにはかないませんが・・・
撮影不可なのでお見せできないのが残念です。
こちらは館蔵品の中で有名なクラムスコイの「見知らぬ女」(絵葉書の転載)
この女性のまなざしに惹きつけられない人はいないだろうと思います。
これも絵葉書から。
イコンや有名な絵の絵葉書はほとんど売り切れで残念でした。
作者はたぶん?クラムスコイ