五体投地 (チベット大横断の旅)
五体投地で巡礼路を進む人たちが見られました。
ラサでは多く見られるそうですが,今回の旅は,予想に反して,五体投地をする人たちをあまり見かけませんでした。
五体投地(ごたいとうち)とは,五体すなわち両手・両膝・額を地面に投げ伏して,仏や高僧などを礼拝することです。
仏教において最も丁寧な礼拝方法の一つとされ,対象への絶対的な帰依を表します。
この五体投地を行い,礼拝しながら少しずつ前に進んでいき,聖地へ巡礼するのです。
石ころだらけの悪路にひれ伏す動作は,見ているだけでその大変さがわかります。
信仰心無くしてはできないことだと,感動しました
あまり近づくのも失礼かと遠くから撮らせてもらいました。
脛当て・腕当て・前掛けなど,装備はいろいろ工夫があるようです。
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