五体投地 (チベット大横断の旅)

2011年09月27日 00:15

五体投地で巡礼路を進む人たちが見られました。

ラサでは多く見られるそうですが,今回の旅は,予想に反して,五体投地をする人たちをあまり見かけませんでした。

五体投地(ごたいとうち)とは,五体すなわち両手・両膝・額を地面に投げ伏して,仏や高僧などを礼拝することです。
仏教において最も丁寧な礼拝方法の一つとされ,対象への絶対的な帰依を表します。
この五体投地を行い,礼拝しながら少しずつ前に進んでいき,聖地へ巡礼するのです。

石ころだらけの悪路にひれ伏す動作は,見ているだけでその大変さがわかります。
信仰心無くしてはできないことだと,感動しました

あまり近づくのも失礼かと遠くから撮らせてもらいました。










脛当て・腕当て・前掛けなど,装備はいろいろ工夫があるようです。



関連記事