ランチの後,車は走り続け,
トロシェという地域に入ります
ここで,
謎の石・ラウンドロックが多数見られるのです。
この周辺は,一億年以上前はテチス海の海底でした。
遠浅で栄養豊富なテチス海は,アンモナイトなどの生き物が数多く存在していていました。
海底で,アンモナイトなどの生き物の死骸のまわりに,カルシウムやマグネシウム等の物質が集まって,丸く硬い塊になり,この層を中心に何層も物質が集まり形成されたものが
ラウンドロックです。
私たちが今見るラウンドロックは,海底の柔らかい砂に埋もれていたものが,海底の隆起によって地上に現れ,風雨によって地表に現れたものです。
似たような風景は,ここカザフスタンだけではなく,ニュージーランドやカリフォルニアのボーリングボールビーチで観ることも出来ますが,
その大きさ・数ではここが世界一と言われています。
遠く,不思議な光景が見えてきました。
車を降りて散策します。
大きな塊がゴロゴロと転がっています。
何かを想像させるようなものも・・・
クマさん?
オッパイ?
サッカーボール?